| 長老達の朝 * パグの小太郎とフレンチブルドッグの小次郎 * |
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あ、なんだ あのカラス又来てるね 兄さん、
ゴミ収集車が来る時間になると いつも来るんだよ、
よく見張ってないと ゴミ袋をつっつくんだ、こまるよね、
ああ、お母さんが ちょっと目を離す瞬間を 狙っているんだよ、
袋に近づいたら 吠えてやんなさい、
ハイ、わかってます
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ところで お盆が過ぎたのに 暑いですね、
兄さん 脚の調子はどうですか？
ああ、まあまあだね、
湿度が低くなってきてから 特に調子いいんだよ、
そうですか、それは良かったですね、
そう言うお前は どこか具合の悪いところはないのかい？
はい、おかげさまで お腹、心臓、異常なし、
快眠快便、ご飯もおいしくて・・・・
しいて言えば 頭が 少々青春しているくらいです、
そういえば ひ孫がまだ・・・・だったな、
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ハアハア、またお日様が出てきて 日差しが強くなってきた
コジロー、どうして 自分の席に座ってないんだ？
くっついてくると 暑いゾ、
いいじゃないですか、どうせ暑いんだから、
少し離れなさい、お前は ３８度以上あるんじゃないか、
兄さん 犬は みんなそれくらいあるんですよ、
そんな事はどうでもいいけど、
そろそろ お父さんが水を持ってきてくれるはずなんだけどな、
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あっ、お父さんだ！
大きいバケツと 水入れの器を持ってきたゾ、
水、水 早く水くださーい、
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あっ、お母さんが 玄関から出てきた、
オヤツだぞ、オヤツ持って来てくれたぞ、
コジロー、そっちじゃない 玄関だよ、
多分 リンゴ と、パン だぞ、
兄さん 僕は 先に水が飲みたいよ、
こっち、こっちです、
お父さん、コジローは 兄さんと ここに居ますから、
早く 来て下さーい、
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当函館犬舎 最長老のふたりは
幼犬時代からの 変わらぬ仲良しで
フレンチブルドッグ、パグ、そして柴犬を含めた全員のまとめ役で
会長、副会長 と、いったところでしょうか、
まだまだ元気で 女の子を見ると 若い者達と一緒になって
追い掛け回すあたりは 飼い主に似ているのか、
真似をしているのか わかりませんが、とにかく元気です、
小太郎が幼犬時代に 小さなバイクのカゴから飛び出して
脚を折り 手術を受けましたが、強打した背骨は手術できず
自然に治るのを待って １ヵ月後には歩けるようになりました、
１３歳を過ぎた頃から 脚を引きずるようになってきて
現在に至ります、
実は 小次郎も幼犬時代に脚を折り 大手術をしているんです、
小太郎の真似をして 車の荷台から飛び降り
思いのほか高かったのか 体をねじるようにしながら
アスファルトに ドタン！
その反動で 脚を地面に強打して 骨折しましたが
見事な手術をしてもらい その結果１年後には
すばらしい歩様といわれ アジアインターナショナルドッグショーで
多くの賞をいただいたんです、
脚の怪我や骨折は 処置さえよければ
命にまで 関わる事が無い訳で 、
小太朗と小次郎のように 年配になっても まだまだ元気で
当然 食事もトイレも 若者と同じように全て自分で行えます、
食べ物は 体内で消化、そして エネルギーに変わるため
内蔵の機能が 十分でなければならないし
その後の排便には 消化器系全般が大切です、
そのような子孫を残す役割を ふたりは十分にはたし
充実した 悠々の時を過ごしているように思えます、
考え方としては 人間と同様ですか・・・・
いや まだまだ子孫が不足していると
思っているのかもしれませんね
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2010年9月2日（木）01:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | フレンチ-ブルドッグ | 管理
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